令和元年度事業「自然エネルギー作文コンクール2019」について
当会は、自然エネルギー事業に取り組む人材の裾野を大きく広げ、また、子ども(将来の世代)に対する自然エネルギーに関する啓発、教育活動を充実させるという視点から、小学生を対象として、夏季休暇期間の自由研究等の題材となるような企画として、令和元年度事業「自然エネルギー作文コンクール2019」を開催しました。
この企画については、福島県、福島県教育委員会、国立研究開発法人産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所、福島市教育委員会、郡山市教育委員会、会津若松市教育委員会、いわき市教育委員会より後援をいただいております。また、今年度、福島県の「再エネ先駆けの地」理解促進事業(福島特定原子力地域振興交付金事業)に採択されました。
令和元年10月17日、下記の構成による審査委員会にて審査を実施したうえで、受賞作品を選定しました。
【審査委員会】
審査委員長 当会会長 鈴木康元
審査委員 当会副会長 渡邊 大
審査委員 当会環境保全及び自然エネルギー推進検討委員会 委員長 川端茂樹
審査委員 当会環境保全及び自然エネルギー推進検討委員会 副委員長 佐藤貴洋
福島県内の自然エネルギー施設を見学するなど、よく調査されている作品が多く、各自然エネルギーのメリットだけではなくデメリットについても触れられており、広く検討されていると感じました。自然エネルギーの利用を進めるだけでなく、省エネルギーの取組みという視点をもって検討されていると、なおよかったです。
今回の企画は、応募された皆さんにあらためて自然エネルギーを検討していただく良い機会にしていただけたと思います。
令和元年11月9日、郡山市において表彰式を開催しました。
【最優秀作品】
角田優香さん (いわき市立中央台東小学校6年)「自然エネルギーの使い方」
自然エネルギー施設を見学するだけでなく、各エネルギーの特性を詳細まで調査しており、とても説得力のある作品です。また、水力発電・地熱発電のデメリットやそれを解決する方法を自分なりに考えていることが、高く評価されました。また、省エネルギーの視点をもっている点も、大変素晴らしいです。
【優秀作品】
樋口穂波さん (いわき市立郷ヶ丘小学校6年)「未来のエネルギー『水素』」
水素エネルギーという新しいエネルギーについて十分に調査し、そのメリットだけではなくデメリットについても検討されており、深い考察がなされています。写真等を利用しており、とても分かりやすい作品になっています。
渡辺れのさん (いわき市立郷ヶ丘小学校6年)「エネルギーの創出」
エネルギーを作る方法について自由な発想で述べられており、とても印象的な作品でした。福島県内にあるエネルギー関連施設の歴史にも触れられており、よく調査されています。
【佳作】
山口 莉央さん (いわき市立郷ヶ丘小学校6年)「未来の地球のために」
廣野 健 さん (福島市立森合小学校4年) 「地球もぼく達も安心できるエネルギー」
小池 咲彩さん (福島市立大森小学校6年) 「様々な自然エネルギーたち」
三本杉 颯さん (福島市立福島第三小学校4年)「自然エネルギーについて」
江尻 涼真さん (いわき市立中央台東小学校5年)「福島にエネルギー産業を生み出すために」
菊地 康太さん (会津若松市立永和小学校5年)「再生可能エネルギーについて」
藤井 謙太郎さん(福島市立福島第三小学校6年)「エネルギーと福島」
樋口 愛華さん (いわき市立中央台東小学校6年)「私たちにできること」
加藤 滉也さん (福島市立福島第三小学校6年)「自然エネルギーについて」
三瓶 和佳さん (福島市立三河台小学校6年)「自然エネルギーについて私が思うこと」
畑澤 直樹さん (郡山市立柴宮小学校4年)「水そエネルギーの世界とメリット」